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今回の記事は、米国の思想家かつ億万長者のお話です。
皆さんはナヴァル・ラヴィカントという方をご存知ですか?
彼は、アメリカの起業界を一新し、アメリカをスタートアップ大国へとのし上げた伝説の男です。
そんな彼の言説やTweetをまとめた本が出版され、全米ベストセラーとなりました。
・全米ベストセラー&28カ国刊行
・アメリカAmazon.com:レビュー7,200件超、異例の高評価(平均4.7)
・世界最大手書評サイトGoodreads:レビュー18,000件超、異例の高評価(平均4.5)
上記のように、まさに大御所登場といった感じです。
そこで今回の記事では、以下の2点について解説します。
彼の考える富を築くための重要ポイント4選
ナヴァル・ラヴィカントってどんな人?
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本題に入る前に、ナヴァル・ラヴィカント氏について簡単に説明します。
ナヴァル氏は、1974年にインド・デリーで生まれ、ニューヨークで貧しい移民として育ちます。
幼少期は貧困な生活を送り、若干15歳からデリバリーの仕事を始めています。
このような状況から、現在は40代後半にして以下のような実績を残しています。
・個人投資家として約200社に投資
・約30社で相談役や取締役に就任
・TwitterやUberの黎明期に投資
・「年間最終週エンジェル投資家」に選出
・仮想通貨ファンドの小規模パートナーを務める
・シリコンバレーのスタートアップ界のアイコン的存在となる
彼は現在、エンジェル投資家とスタートアップ起業家をつなぐプラットフォーム「エンジェルリスト」の創業者・会長として知られています。
「シリコンバレーと世界中のスタートアップ文化を象徴する」とさえ言われ、まさに生きる伝説となっている人です。
富を築くための重要ポイント4選
それでは、ナヴァル氏の富を築く方法を彼の「金言」から紹介していきます。
書籍の中から選んだのは、以下のものです。
金言①:リッチになるには、富を求めよ。
金言②:「努力量」は勝負を決めない。「方向」を探り、定めよ。
金言③:事業の一部を所有しない限り、経済的自由への道はない
金言④:レバレッジなくして富はない。
金言①:リッチになるには、富を求めよ
ナヴァル氏は次のように説いています。
リッチになるには、カネではなく、地位でもなく、富を求めよ。
出典:エリック・ジョーゲンソン「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」
富とは、君が寝ている間も稼いでくれる資産だ。
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リッチになるには金や地位ではなくて富を手にする必要があるんですね
似た考えは「金持ち父さん貧乏父さん」でも紹介されています。
「お金持ちになるには『資産』を持つ必要がある。『資産』とはキャッシュフローをプラスにしてくれるものだ」
またナヴァル氏は「カネ」と「地位」についてもこのように定義しています。
「カネとは、時間と富を人に与えるための手段だ。地位とは、社会階層内での君の立ち位置だ。」
ではどのようにすれば、リッチになるために不可欠な、富を手に入れることができるのでしょうか?
それは次の金言が教えてくれます。
金言②:「努力量」は勝負を決めない。「方向」を探り、定めよ。
ナヴァル氏は、次のように説いています。
努力は富とはほとんど関係ない。週80時間食堂で働こうが、リッチにはなれない。
出典:エリック・ジョーゲンソン「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」
リッチになるということは、「何をするか」「誰とするか」「いつするか」を理解するということ。
彼がここで言っていることは、努力は全く意味がないということではありません。
適切な方向に向けた、適切な努力をしなければ成功に結びつかないと説いているのです。
富を築くことにも適切な方向が定まっています。
例えば「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」でも解説されている通り、世の中にはお金持ちになることができる仕事となれない仕事があります。
簡単に分けると、時間を切り売りしてお金を稼ぐ仕事と事業を所有して稼ぐ仕事です。
上記の本では前者の職業を「従業員」と「専門家」、後者の職業を「経営者」と「投資家」と紹介されています。
つまり、本当の富を手に入れるためには、ナヴァル氏のような経営者や投資家になるしかないのです。
そのための努力を適切な方向に向かって定めることが重要なのです。
金言③:事業の一部を所有しない限り、経済的自由への道はない
ナヴァル氏は、次のように言います。
事業の一部を所有しない限り、経済的自由への道はない。
出典:エリック・ジョーゲンソン「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」
所有権を持たないと、インプットとアウトプットが密接に連動するんだ。
つまり君が投入した時間や労力に比例した報酬しか得られない。
働いた時間に比例した、線形的な稼ぎしか得られないんだ。
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線形的な稼ぎとはどういう意味でしょうか?
これはつまり、事業を持たない、時間を切り売りする働き方では、リターンが予測できてしまうということです。
例えばアルバイトの場合、もらえる給料(アウトプット)は時間(インプット)に比例します。
しかし僕たちは一日24時間しかありません。
月収1億円の従業員がほとんどいないのからも分かるように、時間の切り売りの形では本当の意味での富を得ることはできないのです。
その点、事業を所有した場合、時間や努力量などのインプットと、リターンは連動しません。
だからこそ、リスクもありますが、旨みも大きいのです。
金言④:レバレッジなくして富はない。
ナヴァル氏は、次のように説いています。
レバレッジなくして富はない。事業にレバレッジをもたらすのは、資本、人、そして限界費用ゼロで複製できるプロダクト(コードとメディア)だ。
出典:エリック・ジョーゲンソン「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」
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ここでは事業を成長させるための具体的な方法に入ります
富を築くには事業を所有するしかない、でもその事業が成長しなければ、その果実を手にいれることはできません。
そこでナヴァル氏は事業にレバレッジをもたらす(リターンを高める)ものとして、資本、人、そして限界費用ゼロで複製できるコードやメディアを挙げています。
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限界費用ゼロとはどういう意味?
「限界費用ゼロで複製できるプロダクト」とは、追加の複製コストがゼロにちかいプロダクトで、ほんやメディア、映画やプログラミングコードがこれに当たります。
特にナヴァル氏はコードに重きを置いています。
コードは非許可型のレバレッジの中でおそらく最強だ。
出典:エリック・ジョーゲンソン「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」
必要なのは、コンピュータだけ――誰の許可も必要としない
現代ではインターネットとコーディングによって爆発的に拡大している。
今や他人を介さずに、他人のお金も使わずに、君の取り組みを何倍にでも拡大できる
ジェフ・ベゾスやマーク・ザッカーバーグ、ラリー・ページやビル・ゲイツなどの世界長者のほとんどの富は、コードというレバレッジが生み出しています。
まとめ:ナヴァル氏の金言をもとに蓄財を始めよう!
今回の記事では、以下の2点について解説しました。
彼の考える富を築くための重要ポイント4選
実は今日紹介した書籍、PDF版を無料でダウンロードできます。
ナヴァル氏は、「お金儲けのために書かれた本は信用できない」という考えを持っており、この書籍を作った目的は、あくまで公益のためだそうです。
実際、この書籍からは一切利益を得ていないそうです。
今回の内容が、少しでも皆さんの富を増やす助けとなれば幸いです。
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それではまた明日!
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