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サウナで生産性向上!科学が証明するリラクゼーションの秘訣

サウナと生産性
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サウナと聞くと、心地よい温もりとリラクゼーションを思い浮かべるかもしれませんが、実はそれだけではありません。

最新の研究によると、サウナは私たちの生産性向上にも大きな役割を果たしているのです。

忙しい日々の中で、効率よく仕事をこなし、成功を目指す多くのプロフェッショナルたちが、サウナを生産性向上の秘密兵器として活用していることをご存知でしたか?

この記事では、サウナがどのようにして心と体に働きかけ、生産性を高めるのかを、科学的な視点から解き明かします。

日常の忙しさから一歩離れて、サウナの温かな環境で新たな自分を発見しましょう。

* 高血圧や風邪の方、10歳以下の子供や妊婦の方、感染症の方や酔っ払っている方はサウナへの入浴は危険です。サウナは健康に十分に配慮し、自己責任で入りましょう。

目次

サウナの科学:基本的な原理と効果

サウナ

サウナとは遠赤外や蒸気などで高温になった室内(サウナルーム)に入り、体を温め発汗する温浴法です

サウナはフィンランド発祥とされていて、日本には1964年の東京オリンピック以降に普及したと言われています。

日本ではサウナは主に乾式サウナ温式サウナフィンランド式サウナの三種類に分けることができます。*1

乾式サウナは別名ドライサウナと呼ばれ、温度は80〜100℃、湿度は10%程度です。

短時間で血行促進する効果があるため、疲労回復・肩こり・腰痛などの症状がある方におすすめされています。

次にスチームサウナやミストサウナといった温式サウナは温度40〜60℃、湿度は約100%です。

特徴は湿度が高いため、肌や髪を乾燥から守りながらサウナを楽しめる点です。

最後にフィンランド式サウナ、温度が約80℃で湿度は15℃〜20℃と、乾式サウナと湿式サウナの間くらいに位置するサウナです。

なんといってもこのサウナの特徴は熱したサウナストーンに水やアロマ水などをかけて蒸気を浴びる「ロウリュ」という入浴法。

サウナといえばこれと想像する方も多いのではないでしょうか。

*1 サウナの種類を徹底解説!いろいろなサウナの違いを紹介

効果1:慢性炎症や抑うつに効く

サウナに入っている最中はとにかく熱さで他のことを考える余裕がありません。

これは一種のマインドフルネス状態に入っていると言えます。

このマインドフルネス状態は慢性炎症に効くことが研究でわかっています。*2

またこのマインドフルネス状態は自己制御によってある程度の抑うつにも効くことがわかっている。*3

*2マインドフルネスを介した痛み緩和は,脳内での認知的コントロールの減少と感覚処理の増加と関連している

*3 マインドフルネスと抑うつとの関連 : 自己制御の働きに着目して

効果2:血糖値減少や体重減量に効く

ラットに行った実験では、温式サウナが血糖値を下げるのに寄与し、体重が減少したという結果が出ています。*4

まだラット段階の実験ですが、これは体感として僕もわかります。

サウナに入ると代謝のスイッチが切り替わり、脂肪を燃焼させるようになります。

*4 温式マイナスイオンサウナ環境とラットの血糖値との関係

サウナに入るとなぜ生産性向上するのか

サウナと生産性

理由1:サウナは脳の休息活動として最高だから

サウナでしか得られないいちばんの効果として「脳疲労が取れること」が挙げられます。

脳は何か考えている時も、ぼーっとしている時も8割近くのエネルギーを消費していると言われています。

しかしサウナに入り強制的に思考を停止させることによって、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という脳が意識的に活動していない時に働いてしまう脳回路の消費量を減らすことができます

これによって「脳がスッキリする」や「脳疲労を妨げる」「集中しやすくなる」等のメリットを享受することができ、結果的に仕事での生産性向上につながるのです。

理由2:サウナは身体の休息活動として最高だから

現代のビジネスマンはデスクワークが基本です。

そのため肩こりや腰痛、眼精疲労に悩まされている方も少なくないのではないでしょうか。

サウナに入ると疲労が取れるという報告があります。*1

理由は温熱効果によって凝り固まった筋肉が和らぎ、血流が増加するためです。

また上記の通りサウナに入ることで炎症が治り、活性酸素が減少することも報告されています。*2

つまり肩こりや腰痛が和らぐだけでなく、それらになりにくい体が手に入ります。

サウナに入ることで疲労を回復し、なりにくい体を作ることで、生産性向上につながるのです。

*1 The consideration of melatonin concentration and subjective evaluation in the various bathing methods, 2016

*2 Cardiovascular and Other Health Benefits of Sauna Bathing: A Review of the Evidence, Mayo Clinic Proceedings, 2018

理由3:サウナは感情抑制に効果的だから

現代のビジネスマンの中では「アンガーマネジメント」を始めたした各々の感情制御がますます重要になっています。

実はサウナは感情をコントロールしやすくなるというメリットもあります。

サウナに入ることはつまり人体の危機的状況です。

それによって人体の生体維持システムである自律神経が刺激され、鍛えられていきます。

自律神経はメンタルの安定に寄与し、結果的に感情をコントロールできるようになるというわけです。

サウナを通じた感情コントロールが仕事での生産性向上につながります。

理由4:サウナは最高の睡眠に導いてくれるから

サウナに入ると短時間で深い睡眠を得られるようになります。*3

また日中の眠気も防げるというおまけ付きです。

脳がサウナの一連の流れ(サウナ・水風呂・休息)を激しい運動と勘違いし、その結果深い睡眠につながると考えられています。

*3 A hot topic for health: Results of the Global Sauna Survey, Complementary Therapies in Medicine, 2019

まとめ

この記事ではサウナに入るとなぜ生産性向上につながるのかについて科学的知見に基づき解説してきました。

サウナに入ることで

・脳が休まる
・体が休まる
・感情コントロールがしやすくなる
・深い睡眠を導く

これらのメリットを享受でき、結果として学業や仕事の生産性向上につながるわけです。

また僕は現在オランダの首都アムステルダムに住んでいますが、ここの最強のサウナを解説した記事も是非ご覧ください。

ここまでこの記事を読んでいただき誠にありがとうございました。

最後にこの記事が少しでも参考になった方はコメントとSNSでの記事のシェアよろしくお願いいたします!

それではまた明日!

参考文献

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