この記事は「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」のルール9の内容を僕なりに解釈し、考察を足したものです。
この本は僕が何回も読んだバイブル本の一冊ですが、その中でも特にルール9「大胆にリスクを取る」がお気に入り。
この記事の内容はこう、「若いうちにもっとリスクを取ろう!」
まずリスクの定義と人生においてのリスクの性質を紹介し、その後にリスクを取らないリスクについて、そしてリスクと不安を分けるについて、最後にリスクのすすめを解説したいと思っています。
この記事は特に僕と同じZ世代に読んでほしいと思っています。
この記事が少しでもあなたの背中を押すことに繋がるなら幸いです。
・自分が叶えたい夢がある方
・自分の人生の先行きが不安な方
・リスクについて過度に恐れている方
リスクとは
まずはリスクの定義からはっきりさせておきましょう。
「リスク」を辞書で引くとこんな定義が出ます。
① 予測できない危険
スーパー大辞林
② 損害を受ける可能性
つまり「リスク」は一般的に危険や危機といった意味と認識されています。
ただし金融工学の世界では「不確実性」とも捉えられます。
つまり不確実な度合いが大きければ大きいほど、リスクが高いと言われ、また逆も然りです。
そのため一般的にリスクが高いと、その分期待できるリターンは高く、また失うマイナスの幅も大きいのです。
この記事ではこの「不確実性」での意味でのリスクの定義に沿って話を進めていきます。
人生におけるリスクの性質
![リスク](https://tackboolog.com/wp-content/uploads/2023/12/Untitled-12-1024x538.jpg)
上記の通り、金融の世界ではリスクは「不確実性」を表すと説明しました。
つまりリスクが高い商品はリターンとロスの期待が高く、リスクの低い商品はリターンとロスがほとんど起きないものです。
では人生で考えるとどうでしょうか。
少し極端な例で、ホームレスの少年のケースを例にとってみましょう。
彼は若くに両親を亡くし、家もなく、児童施設も16で飛び出して街に来ました。
彼は失うものは何もありませんが、前に進むエネルギーと若さがあります。
そんな彼にとって失敗するリスクと成功によって得られるメリットはどちらが大きいでしょうか。
当然後者になります。
ちなみにこのようなリターンのほうがリスクよりも大きい状況を「非対称リスク」と呼びます。
これが人生におけるリスクの性質、つまり「人生のフェーズによってリスクリターン比が異なる」ということです。
株式や債券などの投資は投資家の年齢や状況によってリスクとリターンが変わることはありませんが、人生の選択においてはそれらの要素が大きく影響します。
一般的には若い時は失うものが少なく、成功すると得るものが大きいですが、歳をとると失うものは増え、成功して得られるものも少なくなります。
リスクを取らないリスク
上記の「非対称リスク」をもう一度考えてみましょう。
非対称リスクに直面した場合、大胆な行動を取らないほうがリスクとなります。
つまり「リスクを取らないこと」が逆に大きくみるとリスクとなるのです。
メリットのほうがデメリットよりも多いことを行わないため当たり前です。
また心理的にも悪影響が生じる可能性があります。
「あの時思い切って行動に移していたら…」と将来思うことは目に見えています。
リスクを簡単に取れる時期を活かしきれていない人はとても多いのです。
それでもリスクを恐れるあなたへ
それでもやっぱり大胆な行動が取れないというあなたに3つのアドバイスをしたいと思います。
リスクを取るなら早ければ早いほどいい
上記でも説明した通り、一般的には若い人ほど大胆な行動のリスクが少ない傾向があります。
逆に歳をとると、大胆な行動をするリスクが大きくなります。
行動を取らないリスクを過小評価しない
何もせずに安全な状態を維持することも、それによって失っていることがあります。
大胆な行動を取らないリスクを過小評価せずに、真摯に見つめることが肝要です。
リスクと不安を区別する
人は不安に襲われると、実際のリスクを過度に大きくみなしてしまう傾向があります。
不安を覚えやすい人の対策は、まず想像しうる最悪のケースを想定し、それらを乗り越えるためのあらゆる安全策を検討してみましょう。
まとめ
この記事ではリスクの定義と性質、そしてリスクを取るすすめについて解説してきました。
僕は究極20代は誰もが挑戦すべきと思っています。
そのほうが成功した時の旨みが大きいし、失敗しても立ち直りが早いからです。
それを証明するためにもこれからも邁進していきます。
最後にここまでご覧いただき誠にありがとうございました。
この記事が少しでも参考になった方は、コメントとSNSへのシェアよろしくお願いします!
それではまた明日!
コメント